我が家に眠っている古くなったデスクトップPC
10年以上前のものです。WindowsXPが搭載されていて
マイクロソフトがアップデートを終了しているので
立ち上げて、ネットにつないでしまうと、ウィルスに感染してしまうというリスクがあります。
恐ろしくて立ち上げる事ができません。
放置していたら、モニターの画面が割れてしまっていました(笑)
そんなPCにも思い出のデータ(写真や動画)などたくさん入っているんです!
今回はそんなPCの内臓HDDに残されたデータを取り出す方法を実践してみます!
もくじ
内臓HDDのデータを取り出すには
古くなったPCの内臓HDDのデータを取り出す方法として1番簡単な方法・・・
それは、内臓HDDをPCから取り出して、外付けHDDにするという方法です。
このような便利なものが売っています。
要するに、このケースにはPCと同じ接続ケーブルが内臓されていて
ケーブルに取り出した内臓HDDを接続し、USBケーブルでパソコンに接続すれば
HDDの内容を読み込むことができるんです!

さっそく実践してみましょう!
と、いいたいところですが
まず、PCに内蔵されているHDDの種類を調べる必要があります。
内臓HDDの種類
まずは、3.5インチか2.5インチ、どちらのHDDかを調べましょう。
デスクトップPCの場合は、3.5インチが使われていることが多いようです。
ノートPCの場合は、スペースの問題から2.5インチが使われています。
見分け方は、サイズを実寸で測ってみましょう。
3.5インチHDD | 約10cm × 約15cm |
---|---|
2.5インチHDD | 約7cm × 約10cm |
内臓HDDの接続規格には大きくわけて以下の2種類があります。
見出し(全角15文字)
旧式のHDD接続規格「IDE]
現在主流のHDD接続規格「SATA」
IDEとSATAの違い
単純に転送速度の違いもありますが、もっとも大きな違いは接続端子です。
旧式のIDEは、40ものピンが設置されていて、横に長い大きなケーブルで接続さています。
それとは別に電源ケーブルも接続されています。

旧接続規格「IDE」のケーブル接続部分
それに比べて現在主流のSATAにはピンが存在しません。
細いコネクタ1本のみです。
差込口や取り付け部分からもIDEとSATAの違いを確認することができます。
内臓HDDを取り出すPCがどちらの接続規格で接続されているか確認する必要がります。
各接続規格に合ったHDDケースを用意しましょう!
HDDケースを用意しよう
今回用意したHDDケースはこちらです。
中身を取り出してみました。
・HDDケース
・USBケーブル
・ACアダプタ
・スタンド
・CD-ROM
それでは作業に移ります!
PCから内臓HDDを取り出す
注意
内臓HDDは精密機器です。
落としたり、ぶつけたりしないように慎重に扱いましょう。
最悪の場合、中身のデータが破損してしまいます。
デスクトップPC本体を分解し
内臓HDDがステーで固定されているので
取り外します。
※PC本体により分解のやり方は異なります!
ステーごと取り外した状態です。
さらにステーを取り外し、内臓HDDのみの状態です。
次はHDDケースに接続します。
HDDケースに合体!
HDDケースを説明書通りに分解して
40ピンのケーブルと電源ケーブルをそれぞれ接続しました。
そして、HDDケースを元通り組み立てました。
ものの5分で終わりです。
何も難しいことはありません!
別のパソコンに接続してみる!
ハラハラドキドキ!
いよいよ、PCに接続します。
付属のUSBケーブルでHDDを別のPCに接続します。
うまくいってると良いのですが・・・
HDDを認識してくれました!
コンピュータのパネルを開くと
このようにHDDが追加されています。
内臓HDDに存在する「C:」ドライブと「D:」ドライブが
「F:」と「G:」で表示されています。
開いてみると、中身のフォルダやファイルが確認できました。
これで、写真を見たりデータを取り出したりできます!
まとめ
古いパソコンのデータを取り出すのに、起動してDVDなどのメディアに移したり、USBケーブルで別のPCと接続してデータを移そうと考えていたのですが、こんなに簡単な方法があったとは・・・。
この方法なら立ち上がらなくなったPCのHDDのデータも簡単に取り出せますね。

さらに、取り出したHDDのデータをすべて処理できたら
フォーマットして、TVに接続すれば、録画用HDDとしても活用できるかも??
また実践したら記事にしますね!
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